最初の手紙

どうも。この手紙を読んでいるのはいつ頃の自分なんでしょうね。送り主の自分は今がいつだか言いたくないくらいの頃の自分です。まぁ、日付見れば「ああ」と思うんだろうな。本屋さんで母から子供への手紙みたいな本を見かけて、手紙いいねと思ったので書い…

叶わないであろう約束を祖母とした。

冬の終わり。春の気配を少し感じる頃に祖母と約束を一つした。あたたかい大判焼きを一つ、半分こして食べた。それは約束というより、おそらく叶えられることがないであろう夢だ。 「一緒にこの大判焼き屋さんまで歩こう」 「これはカスタードでね、他にもあ…

施設にいた家族の死

近親者が死んだ。 施設に預けて何年だろう。3,4年は経つだろう。 一回も会いに行かなかった。 その人は脚が悪く、びっこひくような歩き方だった。金魚を飼っていて、途中から熱帯魚を飼い始めて、昔から庭の植木いじりが好きだった。庭には柊、枇杷、赤南天…

ピザトースト

なんだかモヤモヤした時、抱えきれない”何か”を持て余している時、私はTwitterで「ピザトースト」と画像検索する。 そこには各人の手作りのピザトーストが並ぶ。 チーズの量、トッピング、様々で個性が出るのが面白い。ピザトーストほど手作りの美味しそうな…

震災の影響

どうしても今日のうちに更新しておきたい。(できなかった) 1月17日。阪神淡路大震災から今年で25年となる2020年。 askでこんなシャウトがあった。 25年前の震災からずっと無職だったお父さんがやっと職に就きました。私が産まれた時からずっと家にいた父。母…

言っていい人と悪い人がいる

これは自分がまだ小学生の頃の話だ。と言っても記憶力の低さに自信があるので少し朧気だ。 ある日何かを壊してしまった。(記憶力が低い事は先述したからね) やってしまった!と思った。側にいた母にそれを見せ(どうしようどうしよう)と考え、とっさに「まぁ…

中島みゆきラストツアー

記録しておきたい。 中島みゆきさんがラストツアーを行う。 気づかぬ間に”ラスト”とついたツアー。 自分にとって彼女はラジオの人で、楽曲は知っているし、現在進行形で音楽活動をしていることも知っているが、どこか違う世界線のような感覚だった。 突然舞…

雨の窓ガラス

雨の日に車の窓を見るのが好きだった。 窓の中で、雨粒と雨粒がぶつかってつながって流れていく。 そのまま流れていくと思ったら別の雨粒がぶつかって弾け飛ぶ。 流れていくうちに雨粒が小さくなって最後までたどり着けない。 そこに別の雨粒がぶつかってす…

大丈夫の魔法と呪い

大丈夫という言葉は他人に使えば魔法だが、自分に使えば呪いだ。 大丈夫だよ=もし大丈夫じゃなくても私が大丈夫をあげる という意味で使ってるので、自分に使うといわゆる循環参照が発生してしまう。 「大丈夫」はアイライクユーないしアイラブユーに近い。…

私は泣いていない

目からボロボロと液体が溢れそうになる。 溢れる前に急いで拭い取る。 呼吸が苦しい。 ヒッ・・・ヒッ・・・と繰り返す。 時折平気を装うために深呼吸する。 液体を拭き取る。 目の奥が痛い。 扁桃腺の辺りがキュッとしまっている。 苦しい。 液体を拭き取る。 堪えよ…

芝居のブロックと水

宝塚を見るようになって深くのめりこむのが楽しいと思ったのが、演者の方の芝居に対しての意気込みや役作りの課題、どう演じるかを聞く機会があることです。 宝塚専門チャンネルで放送されている now on stage という番組で公演の主要メンバーの方々の話が聞…

ディベートで勝つには

ASKfmの質問を通して、いかに自分の要求を相手に飲ませるかを考えた。 結論からして、自分の要求を相手に飲ませてはいけない。 これはディベートでも同じことが言える。 自分と相手の意見を戦わせて自分の意見を押し通そうとする人が多い。いかに自分の意見…

第2志望校へ進学してこのまま頑張ろうと決めた君へ。

最初は編入することも考えていたね。その時はまた相談します、と連絡をくれたことをずっと心に留めていたんだ。そして7月。元気にやってます、という連絡とともに編入なしで行こうと思いますと伝えてくれたね。 いいと思うよ。まぁ、「編入ありで行こうと思…

宝塚ファンの在り方

宝塚にハマって用語、サイクル、仕組みなど、物事がそれなりにわかるようになった。 その中でファンについて思うことをまとめておく。 ★宝塚歴が長い人歴が長い事は素敵だなと思う。 宝塚と一緒に歩んできた長さだし、知識・引き出しも多いし、なによりこん…

働かされない生き方

「ワークライフバランス」という言葉ってむかつきません? ライフの中の一部であるはずのワークが、どうしてライフと天秤に乗ってバランスとろうとしてるんだよって。 そりゃ、24時間のうち約8時間、一日の1/3を奪われる(さらに一日の1/3は睡眠食事などに使…

宝塚を見始めて分かったこと

御贔屓 推している方の呼び名48では推しジャニーズでは担当 ムラ 宝塚のことらしい、たぶん。 その他、まだ意味は明確でないが「ソワレ」「一本物」(脚本の種類?CASANOVAは一本物らしい)などの用語が存在する。 顔がいい。 見ている時は「顔がいい…」「く…

料理に疲れた

「美味しいものが食べたい」 最近の口癖になってしまった。だからと言って「じゃあ何が食べたいの?」と聞かれても答えられないのだけれど。 ------------------ 自分で作る献立は自分のレパートリーの組み合わせ。ごはん(k通り)×お肉のおかず(l通り)×野菜…

小休止

ブログを書こうとするとより完璧なものを目指してしまう。 話の枕、本文、話の枕を天丼でもしてオチ。 少なくともこんな展開にしたがる。 たいてい話の枕なんて考えていないし、四角四面の校正のしようもない本文を書きたがるし、そこまでを完璧にしようとし…

高校数学 logが楽しくなる授業 log①

logを学習するにあたって ピンクを見たらかわいいと言え logの分かりやすい読み方 メンバー紹介 ピンクを見たらかわいいと言え JKがピンクを見たらなんと言うか。そう、「かわいい」だ。 ならばlogを見たらなんと言うか。そう、「真数条件」なのだ。 これがl…

泣くのが下手

泣くのが下手だと思った。 今日は袖がびしょびしょで色が変わるほど泣いてしまった。30分近く声をあげて泣いていた。とめどなく流れる涙。小康状態は一切やってこなかった。 しかし、泣くのが下手だった。「声を上げて」と先述したが実際は声を殺しているの…

最近、精神状態がいい。

タイトルの通りである。 不思議なことに(世間一般で見れば逆なのだが)精神状態がいい。 以前はデフォルトが「なぜ死んでいないのだろうか」「7割が沈んでいる」であったのだが、 今現在は「生きていてもいいっぽい」「5~6割が穏やかで良好である」となって…

いつぞやの夢記録

あの子(商店街で人気の子)の遺品を連中が形見分けでもらってた。 連中は警察に内緒と言われてもいてもあの子を忘れることはできなかったから、形見分けしてあの子のことを覚えていたかった。いつか仇を討つために。 主人公は申し訳なさもあって部屋の中でも…

ビーサン

ビーサンが好きだ。 ビーチサンダル、そう、ビーサン。 パタンと音を鳴らしながら歩くのが好きだ。 慣れてくるとつま先の力の入れ具合でパタパタンッと2回鳴らせる。 パタン、パタパタン、パタパタンッ、パタン 夏が終わってもビーサンをやめられない。 軽や…

なにが嘘かなにが本当かわからない時

色々な情報に触れていく中で、なにが嘘かなにが本当かわからなくなったことはありませんか?情報がバラバラで取捨選択ができなかったり、本当であってほしいことが嘘だったりしたとき、そう感じると思います。 嘘と本当は「自分にとっての嘘」と「相手にとっ…

嘘がバレない方法

まず、人なぜ嘘をつくのか考えたことありますか? 理由はたくさんあるでしょうが、その根本にあるのは何かを守るため ってもんでございます。(昭和元禄落語心中を見たばかりなもので、話し方がうつっています) なので、弱みがある人間しか嘘はつきません。 …

最終回だけ見れない病

このたび5年半に及ぶ、中島みゆきのオールナイトニッポン月イチが最終回を迎えてしまった。 みゆきさんは「クールの切れ目だから」とあっさりしていた(あまりにあっさりしていたあので最初聞いた時は聞き流してしまい、気づかなかったほどだ)が、樹木希林さ…

誇りの石碑

「イヌみたいだよ!もっと誇りを持ちなよ!」 お盆に同級生とプチ同窓会なるものをした時、強い女子に言われた。めちゃくちゃ嬉しかった。 仕事を辞めて辛さが自分の中を駆け巡ってる時にもらった「大丈夫だよ」や「大変だったね」は「ああ、自分、仕事辞め…

片方だけのイヤリング

イヤリングって片方だけ残るからイヤよね 片方だけ残るからもう片方をなくしたって気づいちゃうの 両方なくなれば なくしたことにも気づかない 一緒ならさみしい思いもしないだろう もう会えないだろうになんとなく捨てられない 片方だけのイヤリングの入っ…

「この人と同じ髪型にしてください」

スマホで画像を見せながら言う。「この人と同じ髪型にしてください」 担当の美容師の方を持たない自分は、美容室に行った時その場にいた方に切ってもらう。 名乗りもせず、髪型の相談が終われば黙々と切ってくれる。個人情報を話すことがさも当然のような空…

20代半ば、ようやく知ったこと。

家がもともと厳しかったこともある。 ここで”厳しい”とは精神面において厳しいということを指す。 明文化された決まりはないが、そういう風に振る舞わなければいけない「雰囲気」が存在するのだ。自分の意志は不要だった。 さらに我が家の血筋について父から…