タイトルの通りである。
不思議なことに(世間一般で見れば逆なのだが)精神状態がいい。
以前はデフォルトが「なぜ死んでいないのだろうか」「7割が沈んでいる」であったのだが、
今現在は「生きていてもいいっぽい」「5~6割が穏やかで良好である」となっている。
一体何が自分にこの変化をもたらしたのか、考えていこうと思う。
真っ先に思いつくのが、ほぼ毎日連絡を取っていた人との連絡が途絶えたことである。
これは自分が相手に不快な思いをさせたなぁという心当たりがあるのでまぁ当然の結果だと思っている。
すると、毎日確認していたLINEの通知を気にしなくなった。こんなにも気にしていた、縛られていたのかと思うほどだ。そして、沈んでた自分には必要な交友関係だったのかもしれないとも思う。役目を終えてくれたと言い換えてもいいのかもしれない。たまに違う人からLINEが来ていると「おっ」と思う。
そうすると、他の交友関係を欲するようになった。人と接することが少ないと精神的によくないのだと学んできている。中高の友人や大学の先輩と実際に会って、甘いものを食べる(これは自分の嗜好)
自分から働きかけるということをするようになった。そうしなければ何も起こらないので至極当然なのだが。
気分の沈んでいる時は「自分が人と会っても、相手の時間を割いてまで合う価値が自分にあるのだろうか、その価値を提供できるのだろうか」という不安があったのだが、今現在は依然なぜそんなに気にしていたのか理解できないくらい気にしていない。「別にいいんじゃない?」(あれ?甘いものがあるからか?笑)と思う。
そのほかに、自分が物理的に存在している場所にいるんだなという感覚がわかってきた。以前はLINEやTwitterの中。物理的な場所がメインではなかったような気がする。
なんとなく、自分の意思で自分という生き物を操作して生きるんだなぁとしっくりしてきた。
あと、毎日LINEで連絡を取らなくなったおかげでその人以外にも自分を助けてくれる、支えてくれる(と言ったら言い過ぎになるかもしれないが)、関わってくれる人がいることに気づけた。
ほかに、仕事のジャンルはこだわらなくていいんじゃないかと、ふと思えた。もちろん一つのジャンル(ただしブラックではない)を選べるならば嬉しいが、そうじゃなくてもいいかもしれないという考えが自分の中から出てきたのだ。そういう考えもあるんだよなぁと思っていたのが、自分の中から出てきたのはなぜかわからないのだが、出てきた。
これは直近の出来事なので直接の関係があるかはわからないのだが、マインドフルネスとスキーマ療法の本を読んだ。
どうやら自分の感情を理解することは大切だ(以前は感情は不要なものだし、出力を調整したりするものだと思っていた)。
あと、自分の中の「ヘルシーな大人モード」を育てていく必要がある。子供の反応をすれば大抵の場は乗り切れるし、陽気なキャラは動きやすいので、ずっとそれで生きてきた。最近「もう少し大人らしく振る舞ったりしたいけど、よくわかんないなぁ~」と思っていたので「なるほど、これか!」と丁度良いタイミングで出会えたワードだった。
自分の中の考えにぴったりのワードを手に入れて、整理ができたのだろうと推測する。
時間を経て少しずつ自分をわかり始めた。
自分で自分という生き物を生きていくのだなぁと体に染み込んできたような気もする。
この時間は確かに必要だったとのちに言える気がする(今現在は)。