どうしても今日のうちに更新しておきたい。(できなかった)
1月17日。阪神淡路大震災から今年で25年となる2020年。
askでこんなシャウトがあった。
25年前の震災からずっと無職だったお父さんがやっと職に就きました。私が産まれた時からずっと家にいた父。母と年数回連絡取る程度で父とは10年口を聞いてません。 そんな父が会いたいらしいのですが私は父を許せません! 母は地震があって仕方なかったと言ってますが... 地震の影響ってこんなにかかるものですか?
おそらく震災を直接知らないであろう質問者の方にとって、お父さんはよくわからない理由でお母さんに庇護されている存在で、苛立ちを持っている。
25年もの間震災の苦しみと戦い続けて、それでも職に就くことをあきらめなかったお父さんがすごく強いな…というのが正直な第一印象。”父親”という立場として働いて家を支えるのが”普通”と思っていたかもしれない。でもその”普通”をできない自分。
娘によく思われていないことにも気づいていたかもしれない。
苦しかったと思います。職に就いていない間はどうしても後ろめたくて、自分の娘に会うどころか、会いたいとすら言えなかった気持ちを考えると、やっと、自分の娘に会いたいと言えるようになったんだなと涙ぐんでしまう。
震災の影響は年月ではない。
年月の分記憶は薄れるかもしれないが、年月の分傷つき続けるのかもしれない。
25年、長かったんだろうな…。