他人に迷惑ばかりかけている自分の存在意義は

Askの回答を載せます。

 

「自分の存在意義がわからないです。誰かを幸せに出来ず、他人に迷惑かけてばっかりです。こんな私でも生きてる意味はあるんですか?」

 

以下、回答です。

 

私には、あなたが誰かの役に立つことで存在意義を見つけようと思っているように感じます。
実際迷惑ばかりかけて…と思うと「自分なんて」と沈んでしまいます。いない方がいいとさえ思うかもしれません。

それは評価が他人軸で実に不安定です。ノットグッド!笑
もちろん誰かの役に立てたら嬉しいですよ。
でも誰かの役に立つために自分を合わせていくんじゃ、自分が可哀そうです。きついです。


自分がいいと思ってやったことがたまに誰かの役に立つ。

これ、めちゃめちゃいいですよね。

ずっと他人のために生きるんじゃなくて、基本自分のことを精いっぱいやる。いいじゃないですか!自分のことできたらばっちりですよ!


ここで注目すべきポイントは自分のことは完璧にできない方が”愛される”です!

やっぱり、誰かの役に立てたら嬉しいんですよ、人間。
誰かの役に立つというのは、その人自身のことを代わりにやってあげることなんですよ。↓みたいに。
仕事量 100:その人
     80:その人 20:助ける人

そう考えると、あなたの言う他人に迷惑をかけるというのは仕事量を誰かに代わってもらうこと。さらに言い換えると他人があなたの役に立てるチャンスなんです。

…言葉のマジックと思わないでくださいね。
ちゃんと但し書きがあります。
①相手の仕事量が多すぎれば負担
②感謝大事!やってもらって当然という態度はダメ。
たまーに意識して誰かの役に立つ

①②はそのままです。③についてさらに言及しますね。
・”たまーに”とは自分の余裕がある時のことです。
・”意識して”とは他人を見てほしいから加えた言葉です。「この人は何してるのかな」「何に困ってるのかな」「自分は何をできるかな」そういうことを考えてほしいんです。まぁ、練習だと思ってください(笑)
・”誰か”とは本当に誰でもいいんです。あなたを助けてくれた人に直接お返しをしたいと思うもよし、家族でもいいし、スーパーの店員さん、目の前にいない人でもいいんです。
善い行いは巡るものだから誰にしてもいいんです。

長くなって申し訳ないなと思いつつまた付け加えます(笑)
Aの仕事をやってもらったからってAの仕事で返す必要ないんです!
助けてもらった分野ってまだ得意じゃない分野ということもありまよね。
だったらBの仕事でお返しだ!と考えるのもアリです。


「迷惑をかける」ではなく「おたがいさま」の精神で生きていきましょう。
③は案外簡単です。
例として
・震災の影響を受けた人に対して募金をする
・同じスーパーを利用する人のために通路に飛び出した段ボールをちょっと戻す
こういう小さなことでいいんです。
小さなことが大事なんです。

 


最後にあなたがなにかをしたこと、たとえばあなたのシャウトが私に届いたことであなたの関わったすべての世界は少しずつ変わったわけです。
そこにはきっと何か意味がありますね。

私は同じことを抱えて苦しかったことがあり(今も結構)、まるで自分に回答しているようでした。
後ずさりする背中を大丈夫だと受け止めるような、自分が後ずさりしていて後ろを振り返るような、そんな気持ちです。
だから、私はあなたからこのシャウトを受けられてよかったと心から感謝しています。
本当にありがとうございます。


あなたが、ちょっとずつよく生きられますように。
またお話聞かせてください。

よいお年を!