以下、切り抜き。
まったくの自分用メモである。
- 常に具体的な利益がなければ無駄に感じてイライラして消耗する。
- 好きなことをして楽しいという体験をすることで憎しみは消える。
- 楽しい体験とは過去の恐怖を打ち消す体験である。楽しいことがあれば「そんなこと」はどうでもいいことになってくる。
- 楽しいことが体験できる能力は生命力である。鬱病者が楽しいことがないのは、生きるエネルギーが衰えているからである。
- 楽しいことを知っている人は自分のある人なのである。
- スケジュールは途中で変えてもいいのである。
- 自分にふさわしい目的を持てるか持てないかが、その人の心理的健康のバロメーターである。
- 続けるには楽しむことがポイントなのである。
- 現実の自分から出発しない。自分は「こうあるべきだ」とか「自分はこうあってほしい」という願いから出発する。だから生きるのが辛くなる。
- 「実際の自分」に対する現実感がない。彼にとって現実感があるのは「こうありたい」という自分の願いなのである。
- 自分が何をコントロールでき、何をコントロールできないかを判断
- 「積み上げる」とか「紡ぐ」とか「築く」ということは、これまたエネルギーのある人にしかできないことである。心理的に健康な人ができる生き方なのである。
- 無視されて生きてきているから、無視されて傷つくことの恐怖を体験している。
- タイプA的性格の人は無視されたくないのである。愛されて育った人は大人になれば自身が身についているから無視されてもさほど傷つかない。しかし小さい頃無視されて育った人は、大人になっても自信がないから無視されれば傷つく。無視されることが怖い。誰もありのままの自分に好意的な関心を払ってくれないと骨の髄まで思い知らされている。そこで業績を上げるしかないのである。
- タイプA的性格(注釈:常に緊張しているとか)の人の心理的特徴は基本的不安である。
- 不安から目を背けさせてくれるのが、「時間に追われながらの多方面にわたる活動」とか「持続的な強い欲求」である。なぜこうなってしまうのか。それは何よりタイプA的性格の人には本当に好きなことがないからである。本当に欲しいものがない。本当に好きなことがあればそれを基準にして物事を考える。
- 本当に欲しいものが取捨選択の基準になる。
- 自分自身の感覚を回復すること。
- 理想の環境に生まれ、そこで生きることが生きることではない。心身共に背負いきれないほどの問題を抱えて、それを一つ一つ解決していくことが生きるこということなのである。
- とにかく心地よいことを体験すること。心地よいことを体験することは、自分にとって仕事をするよりも将来のためになると信じることが必要である。
- ストレスホルモンであるカテコールアミンの調節をする脳内のローカスセルレウスのような箇所が調節機能を失っているのだろうし、下垂体も完全には機能していないで、過敏な反応を促すホルモンのCRFを放出しているのだろう。
- トラウマは扁桃核に引き金的な記憶を残す、ダニエル・ゴールマン
- 苦しくてつまらない場所を「ここが面白い場所だ、幸せな場所だ」と思わなければいけなかった。
- 健康な自分を想像できるかできないかの方が栄養剤を飲むか飲まないかよりも健康に大きな影響を持つ。
- タイプA的性格の人はどうすればよいのか。まず「よく今日まで私は生きてこられた」と自分に感心することである。タイプA的性格の人は生き方を何も知らないのである。「よくここまで生きてきた」としか言いようがない。
- その日することを五つくらいあげる。それが出来たら一つずつ消していく。半分出来たら「これで十分」と思うことである。それが日常生活である。
- 休んでいて「こんなことをしてはいられない」と思ったら、「自分の今の人生はもう休んでもよいほどすでに頑張った」と思うことである。今現役で頑張っている人と同じように頑張らなくてもよい。現役で活躍している人と張り合わなくてもよい。
- 何が間違いかは、それをどのような時間的展望で見るかによって違う。今までの努力を間違いと受け入れることと、それを否定することとは違う。今までの間違った努力の体験があるからこそ、これからの正しい努力が実るのである。
- 今までの努力は自己否定の努力である。無視された恨みがあったり、見捨てられるのが怖かったり、軽蔑されるのが怖かったりするから努力した。あなたは自己実現のための努力をしていない。これからは自己実現のための努力をすることである。自己実現のための努力をしないとあなたは死ぬまで満足することはない。
- 努力を意味あるものにする条件とは心理的な安定である。努力は心理的成長を伴って意味を持ってくるし、効果もある。心理的成長をしていない人の努力は報われない。
- 人としての根本は心の触れ合いである。
- 根本の二つのこと。第一にあなたは自分の人生の本当の目的が分かっていない。自分が本当に欲しいものが分かっていない。なにが本当に楽しいかもわかっていない。目的地が分からなければ辿りつけない。第二に人と気持ちがかかわっていない。人に気を遣いながらも人とうまくいかない。
- タイプA的性格の人は、のんびりしているときに「こんなことをしていられない」と心の中が焦ってくる。そうしたら「今の自分にはこうしていることの方が、無理に頑張って仕事をしているよりも大切なのだ」と言い聞かせることである。そう言い聞かせたからと言って、すぐに気持ちが落ち着くわけではないだろう。しかしとにかくそう言い聞かせて、騒ぐ気持ちを静める努力をすることが大切である。
- 自己実現のための努力をするためには四つのことに注意することである。まず第一に、あなたの価値観を少しずつでも変えることである。これからはとにかく自分が「好きなところ」に行くように心がけることである。少しでも質を重要視する習慣を身につけることである。価値観を少しずつでも変えていけば、次第に自分が本当に欲しいものが何かわかってくる。第二には時機を待つことである。自分に実力がついてそのポストにふさわしくなるまで。三つ目には人を活用することである。タイプA的性格の人は自分を活用していないから、人を活用することも知らない。「人を活用すること」と「人を利用すること」は違う。人を利用するのはヒステリー性格の人で、自分で努力しない。人を活用するということは、その人の能力を発揮させる場所を作ることである。一緒に仕事をしてお互いに得意な能力を出し合う。タイプA的性格の人は自分が誰と組めばよいかが分かっていない。自分が得意なところも足りないところもわかっていないからである。
- 自己実現のための努力をするために四つ目に大切なことはコミュニケーションである。タイプA的性格の人は自分を凄く見せようとする気持ちが強すぎる。そこで他人とうまくコミュニケーションできない。自己実現をして自分の目的を達成するために大切なことは、自分を凄い人物に見せようとする努力ではなく、相手とコミュニケーションしようとする努力だと気づくことである。
- 憎しみの環境では人は輝かない。人は関係の中で輝く。関係とは、深い愛とか、信頼のことである。自分を磨くということは、愛する心を育むということでもある。