転職が決まってからの不安

Askから。

転職活動が無事終わりました。 電車で一時間半くらいの実家に 戻ることも考え、在宅勤務メインの会社を選びました。 いざ内定が出ると、仕事やっていけるだろうか、いつ地元に戻ろう、少しの義務感と母に急に会いたくなり不安になり夜涙が出てきます。 実家と今すんでいる所があまり遠くないとはいえ、 家族には多少寂しい思いをさせているかと思うと胸が痛くなり わたし自身も1年以内には 地元に帰りたいなとも思っています。 ただ、仕事は大丈夫か、次転職することになったらどうしよう、 なぜか、夜に強い不安とホームシックに襲われます。

(この後、「初めて病んだ高3から不安や心配が頭の片隅にずっとあります。耐えきれなくなって質問しました。」といった旨の文章が続いていました。こちらのミスで原文がありません。)

 

 一度病んでしまうと不安に憑りつかれてしまうので本当に苦しいなぁと感じながら回答しました。不安に飲み込まれると、頭で分かっていても心が動けない、ストップをかけてしまいますね。

 

 

以下、回答です。

 

 

まずは転職活動が無事終わったとのこと!おめでとうございます!おつかれさまです!!
あなたはもっとそのことをお祝いした方がいい!!
不安と戦いながらの転職活動は本当に飲まれることが多いでしょう、夜襲ってくる闇とか、一つの行動がどれだけ最悪の結果をもたらすかとか。それを乗り越えて一区切り付けられたことは、すごいことです。もちろん、結果を作ったこともですが、不安と戦い続けたこと、負けずに戦い終えたことがすごいです。強いなって思います。


一度病んでしまった人の特徴で、次の、さらに次の不安を見つけたくなるんです。不安→対処→回避という当然の防衛システムを作動させるために必要なんです。これはネガティブ筋と呼びましょう。筋肉なので使えば使うだけマッチョになります。
ということは、逆にポジティブ筋もあるわけです。
ポジティブ筋は「これ面白そうだな」「やってみたいな」「ちょっとやってみよ」という筋肉です。これもやっぱり筋肉なので使えば使うだけマッチョになります。
すごく端的に言うと筋トレしようぜって話なんですが(笑)

 

そこで筋トレメニューの話(笑)
悪いところや不安なところにフォーカスしやすくなっているので、意識的に良いところや希望のあるところにフォーカスする練習をしてみるのがおすすめです。
ポジティブ5個ネガティブ5個あるところを、あなたはネガティブ5個しか見えてなくてネガティブ100%で苦しくなってるように思えます。ネガティブ5個だけなの?って疑ってポジティブ5個強引にでも探し出してください。面白いことに物事って本当に表裏一体で同じ数だけいい面があるんです(これは最初言葉遊びみたいですけどやってみる価値ありですよ)。ポジティブ5個ネガティブ5個見えるとポジティブ50%ネガティブ50%さっきより苦しくなくなるんです。見えてるネガティブを減らす必要はありません。

そうやって少しずつ最初強引にでもポジティブを見つけるようにしてみると、習慣になって最後の最後に追い込まれなくなります。ネガティブネガティブネガティブ、あ、ポジティブ探すんだった。って。

 

それと、ご家族のことは全力で甘えるのが一番です!!
ホームシックに襲われるということから、ご家族との関係はいいのだと思うので、甘えちゃってください!!他人ではないんだから存分に甘えるがよろし!!素直に甘えるがよろし!!!
自分を満たすがよろし!!!

 

あなたはしっかり自分の状態やきっかけを言葉にできる。強みだなぁと思います。
きっと、あなたの中で「言葉」の占める領域が大きいので言葉から行動を引き出すこともできるんだと思います。こうなりたいから○○が必要だという風に。それってなにもわからない状態より希望が近くて、○○が必要なんだってわかるから、じゃあこうしてみようってできるんです。

 

筋トレだ!パワー!!(言いたかった)

結婚は幸せの最高勲章じゃない

Askから。

 

2年半前に彼氏ができたと言ってきた親戚が、その人と結婚をしました。当時嬉しそうに言ってきてくれてから二年半、 私のほうは無駄にすごしてしまったように感じられて涙が出てきます。転職活動にも少し疲れ、 結婚報道などを見るだけでも虚しさや辛さがこみあげてきます。 私だけなにも変わってない気がして、しんどいです。

 

 真っ先に思い浮かんだ言葉が「クォーターライフ・クライシス」です。

クォーターライフ・クライシスとは、20代後半〜30代の多くが経験する心理状態のことだ。同年代の人が自分よりも輝いて見えたり、自分らしさを見失ったりする状態を指す。科学ライターの著書で提唱されて以来、アメリカやイギリスなどで広く浸透している。

人生の4分の1が過ぎる時期は、若者というカテゴリーに当てはまらなくなる一方で、一人前の大人として扱われないこともあるだろう。大人に移行しきれない焦燥感から人生について不安を感じたり、幸福感を得にくくなったりする人は多い。

実際に、2017年のLinkedIn Corporationの調査では、25〜33歳の7割以上がクォーターライフ・クライシスを経験していることが明らかになっている。

参考:LinkedIn Corporation「New LinkedIn research shows 75 percent of 25-33 year olds have experienced quarter-life crises」

 

 

 周りと比べるとしんどいよねって頭では分かっていても実際しんどいのは変わらないじゃないですか。

 誰かが結婚した。それまでの間自分は何してたんだろうって虚しくなるじゃないですか。

 本当にそうかな。結婚ってそんなに大事かな。自分は本当に時間を無駄にしてたのかな。自分のことも考えながら出した答えでした。

 

 

以下、回答です。

 

 

それは、すんごくしんどいやつだ……。
もしかすると「ライフステージ」という言葉にドキッとしませんか?
学生終了→就職→転職→結婚→出産→子育て→
と、次々にステップアップしていかなければいけないと思っていませんか?
あなたは結婚をまるで”幸せの最高勲章”のようにとらえているのが気になります。
もちろん結婚は人生の転機です。はたから見て分かりやすい幸せの形の一つです。しかし、結婚していない人があなたのように無駄に過ごしてしまったように感じられるほど時間の全てを占めているとは言えません、断じて。
結婚していない人は全員時間を無駄にしているのでしょうか?
そう問われれば「違う」とあなたも答えると思います。
では、時間を無駄にしていない人は何に時間を費やしているのでしょう?
きっと、勉強、マラソン、筋トレ、アニメ、二次創作、観劇、料理、登山、たくさんのものがあげられるでしょう。
これらの共通点は本人がやりがいを見出していたり満足(あるいは納得)していることです。
あなたが無駄に過ごしてしまったように感じられる2年半の間、満足することが一瞬でもあったならばそれは決して無駄ではありません。満腹になったり、笑ったり、そういう小さなこともあなたを満たしている欠片です。
ここで一つ、結婚から”幸せの勲章”を外して”選択肢”というラベルを貼ってみてもらえたら嬉しいです。
自分の知り合いに、推しのライブを見に行くのが大好きな人がいます。その人は「休みが足りない!遠征しづらい!」「我慢の限界だ、行く!」「最高……」「尊い……」「推しがいるから生きてるし仕事してる」「会社は私の推しに感謝しろ」と最高の充実ぶりです(笑)
その人に向かって「結婚してないなんて時間の無駄じゃない?」「もったいなくない?」と言っても、それこそ無駄です。
甘いのが好きな人に「辛い物を食べないなんて人生損してる!」と言っても「は?」と返されるでしょう。
人にはそれぞれ、満足のいく選択肢があるんです。
短期間/長期間、じんわり/激しく、気分によっても変わります。
あなたが満足できる時間の過ごし方を見つけると虚しさや辛さは顔を出さないですよ。
(その前に!転職活動でおつかれとのことなのでたっぷり自分を癒してあげてください!おいしいもの食べて、好きな音楽かけて、ふやけるほど湯船につかって、心も体もほぐしてあげてください)

 

 

 

『もし僕らの言葉がウイスキーであったなら』村上春樹

 『もし僕らの言葉がウイスキーであったなら』という村上春樹さんのエッセイを読んだ。

 村上春樹さんの名前は知っていたけれど文章に触れるのは初めてだった。この本を手に取ったのは本屋さんに並んでいた中で一番薄くてさっと読めそうだから。そして、エッセイなら物語の語り手や作中の誰かの視点ではなく”村上春樹”の言葉を読めるから。

 ”人によって好き嫌いがはっきり分かれる”という認識だった村上春樹さんに対して、初めて自分で読むことで自分だけの印象を持てる。前評判がいいだけにドキドキとわくわくを両手に抱えていた。しかし彼の文章と(彼と)向かい合う時、自分と本に書かれている彼の文章、その間には何も入り込むことはできない。まっさらな出合いなのだ。

 

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

シングル・モルトを味わうべく訪れたアイラ島。そこで授けられた「アイラ的哲学」とは? 『ユリシーズ』のごとく、奥が深いアイルランドのパブで、老人はどのようにしてタラモア・デューを飲んでいたのか? 蒸溜所をたずね、パブをはしごする。飲む、また飲む。二大聖地で出会った忘れがたきウィスキー、そして、たしかな誇りと喜びをもって生きる人々――。芳醇かつ静謐なエッセイ。

 

 初めての村上春樹さんは……とても理にかなった人という印象だった。

 彼は「とても〜で、とても〜で、とても〜で、」「~的に、~のように」と繰り返していた。木をあらゆる角度からノミで削って正確な立体を切り出すように、物事を多角的に見て言葉を尽くすことで言葉の曖昧さをそぎ落としていく。

 例)上から見れば円で、横から見れば長方形→円柱だとわかる

 文中に()や ─ ─ を挿入して単語の補足をしているのも印象的だった。英文でよく見るカンマに挟まれているやつだ!って(笑)

 そして例えがとても多岐にわたっていたことに、教養と呼べばいいのか守備範囲の広さ、引き出しの多さに感服した。正直教養が及ばすついていけないところもあり、調べながら読むのは楽しかった。

 レトリックが心地よい。タイトルにもなっている『もし僕らの言葉がウイスキーであったなら』を持ち出すまでの前書きが心地よい。うまく言葉を転がしたなという気もするのにそれよりも心地よさが勝ってしまう。そうか、これがプロか。心地よさのあまりため息が出てしまった箇所を引用して彼の印象を語るのは終わりにしよう。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら、もちろん、これほど苦労することもなかったはずだ。僕は黙ってグラスを差し出し、あなたはそれを受け取って静かに喉に送り込む、それだけですんだはずだ。とてもシンプルで、とても親密で、とても正確だ。しかし残念ながら、僕らはことばがことばであり、ことばでしかない世界に住んでいる。僕らはすべてのものごとを、何かべつの素面のものに置き換えて語り、その限定性の中で生きていくしかない。でも例外的に、ほんのわずかな幸福な瞬間に、僕らのことばはほんとうにウィスキーになることがある。そして僕らは——少なくとも僕はということだけれど——いつもそのような瞬間を夢見て生きているのだ。もし僕らのことばがウィスキーであったなら、と。

 

 

 最後に、この本を通して自分には彼の旅先で出会った人たちがドラマチックだったのか、彼の目がドラマチックなものを映すのか判断できなかった。(どんな人にも歴史があり、紐解けば街行くおばあさんにもドラマがあることは理解している。それでも、インタビュー相手ならまだしもバーで一言も言葉を交わさず微笑んだだけのおじいさんにまで、旅先というアウェーで人間のパーソナリティーの一片に触れられるものなのかと、自分には見当もつかないのだ。)

 

 彼の目には何がどのように映っていて、どんな言葉で表現するのだろう。

 

 また、彼の本を読みたいと思った。

自分で自信を奪っていませんか?

Askから。

 

「3/1からダイエットをしています。健康を気遣って3食しっかり取り1日1時間の運動をして、順調に体重も減っています。そして、もっと綺麗になりたい、オーラ、印象が欲しい、と美容やファッションにも関心が強くなっています。ですが美容、スキンケア、ボディメイクなどこだわりだしたらキリがなく、少し疲れてきてしまいました。そして、ワクチンを打つ打たないなど報道やYouTubeで間接的に自分が批判されているような気がして萎えて、自分の考えが浅はかなのかと考えてしまい、自分に自信がもてなくなります。 そして、昨日会社から、会社HPに写真とインタビューを載せたいから取材させてくれないかと連絡がきました。 撮影、取材を受けようかと思ったのですが、まだまだボディメイクなり、ヘアメイクなりが自分の中で不完全な気がしてしまい、 お断りをしました。完璧主義になっているのか、 自分が理想とする自分をつくるのには時間がかかるようです。 自分の選択や行動に確信がもてない、萎えがちです。 なにかアドバイスをください。」

自信のなさが強いなぁと。

一生懸命自分磨きに取り組めるからこそどこまでも頑張らなきゃいけない感じがしました。

 

以下、回答です。

 

 

・ダイエットやファッション、美容に関して
・自分の選択に自信が持てない
・インタビューの件から自分の不完全さにしょんぼりしたこと

この3つについて、自分から見えたこと感じたことを(長くなりそうです)書いてみますね。
アドバイスはしません。選択肢の提案はできると思います。少し自分を客観視してどうしたらいいか一緒に考えてみましょう。

 


・ダイエットやファッション、美容に関して
まず、ダイエットをしてることがすごい。しかも健康を気遣ってるって…すご…。1日1時間の運動ってなに…。1時間も運動したら心臓がもたない…。
そこからファッション、美容に関心が強くなったこと。納得の流れなのですが大変ですよね。
なぜなら単純に、やることが多すぎるんです。
人間のキャパシティーには限りがあるので全部に手を伸ばし続けることはそもそもできません。放送中のアニメとドラマとついでに報道番組も全部リアルタイムで網羅しようとしているみたいです。
「今はスキンケアを頑張る、ボディメイクは気が向いた時」などと優先順位をつけたり、「自分に合うスタイルはこれかも」と"ある程度で満足すること"も"超重要"です。ここアンダーラインですよ。蛍光ペン持ってきてください。画面に直に塗ってください。スクロールしてズレたらもう一回塗ってください(笑)そのくらい超重要です。
あなたがおっしゃるようにこだわりだしたらキリがないのです。完全に沼です。趣味の領域に入っていくんです。楽しいんだったら続ける!疲れたらやめる!それだけ!!
一気に全部やろうとしないでスキンケア期、ボディメイク期と期間を決めて取り組むものをきっぱり分けるのも一つです。一度通り過ぎたら全部やらなくなるわけじゃないです。頑張らなくても続けられるものは残るし、集中して取り組むからそれを見つけられるんですし、基礎は自分の中にちゃんと残りますよ。大丈夫です。

 

 

・自分の選択に自信が持てない
自分の考えが浅はかなのかと考えるなら、それはあなたが成長した証ですよ。
当時はそれがベストだと思ったからそれを選択した。でも今は疑問に思う。成長の証なんです。
じゃあ、今考えたらどうなんでしょう。
情報は更新されるし、あなたも価値観や持っている知識が更新されている。今のあなたが選択し直してほしいです。
当時の選択と同じ選択をするなら「やっぱりこれでいいんだ」と自信を持てます。
違う選択をするなら「なるほどこれがいいんだ」と自信を持てます。
人生は選択の連続です。以前の自分が選択したままに放っておくものじゃ、なさそうです。
それともう一つ。あなたが欲しいものは自信や確信ですが、必要なものは納得のように見えます。
考えて考えて考えぬく。これ以上考えようがないところまで考えぬく。今の自分が考えられるベストの選択がこれだと納得できること。少し頭においてもらえたら嬉しいです。

 

 

・インタビューの件から自分の不完全さにしょんぼりしたこと
んーーーー。
あなたの理想とする自分って何ですか。
綺麗、オーラがある、そういう漠然としたイメージじゃなくて。
今のあなたが理想とする自分と、未来のあなたが理想とする自分。上の文章を読んでくださったら同じではないことはもうわかると思います。
インタビューの件はボディメイクやヘアメイクは関係ないですよ。あなたが自分自身に勝手にマイナスをつけてます。自分で自分の自信を奪って嫌いになっているように見えます。それが悲しい…。
だから、(いつまでも届かない)完璧なところから今の自分を引き算するんじゃなくて、「よくなってる途中!」「成長期!」「ここがよくなってる!」って声に出して言えばいい。そうするともっと自分のことが好きになれると思います。


人間、できていることとできていないことがあります(そりゃそうだ)。
出来ていることを考える時間があると素敵ですね。

気持ちを引きずらないために

Askから。

 

「8月に付き合っていた人と別れてから、すごく孤独で寂しさを感じます。結婚のニュースや噂、インスタを見て人を羨むというより、 心が萎えます。 どう対処したらよいでしょうか。」

 

回答していて、人生において色々な場面で使えるなと思ったので保存用に。

未来の自分にも届きますように。

以下、回答です。


モードの切り替えをしてみたらいかがでしょうか?
別れてからも恋愛モードのままでいると、自由な時間を孤独で寂しいと感じたり恋愛話を憂鬱なものに感じます。
筋トレモード、デトックスモード、断捨離モード、創作モード…なんとなくどれかのモードになるのではなくて、「今はこのモードにする!」と決めて切り替えると案外楽しくなるかもしれません。

家にいるゴミニート と呼ぶ方、呼ばれる方。

Askから。

 

「家にいるゴミニートがマウントとれることあったら全力で煽ってきて本当に嫌😭 言い返したらどうせ暴れるからなんもできない」

 

……あまりに胸が痛く、そして苦しく、回答しながら涙を禁じ得ませんでした。

以下、回答です。

 

 

質問形式ではないのでこちらも回答ではないのですが、自身の経験からあれこれ書かせてください。


まず、その方がものすごくつらいのだろうなと胸に迫るほど感じました。
あなたがその方を「ゴミ」と呼ぶことから、見下して蔑んでいることが分かります。
その方は自分がゴミ扱いされる、大切にされていない、守られていないので安全を感じられていない状況にいます。
「マウントとれることあったら全力で煽って」くるのは、全力で自分はそんなに弱くない、惨めじゃないと、周りにそして誰より自分に言い聞かせたいんです。そうやって自分を必死に守ろうとしてるんです。それでぎりぎり生きています。(それがなくなったら自死が近い証拠です)
煽ってくるのも暴れるのも自分を守るための精いっぱいの抵抗です。


決してその行動をよしとするわけではありません。
ただ、自責の乱反射だと知ってほしい。
ケガした野生動物が暴れると言った方がイメージしやすいですね。
本人が一番自分のことを「ゴミニート」と蔑んでいて、ずっとこんな自分は嫌だと苦しんでいます。どうしたらいいかわからない状況です。
この状態の人にとって「就職すればいい」という解決策は、足を骨折していて血まみれで病気でめまいもするうえに近所のコンビニに行く装備しかないのに真冬にアメリカ横断すればいいというくらい無茶なレベルです。


まずその方に家の中だけは安全だと感じてほしい。
家だけは怯えずに過ごしてほしい。


ニートにとって時間があることは必ずしも自由な時間があることではないんです。
罪悪感、自責の念、自己卑下にずっっと苛まれる長い地獄の時間だったりもするんです。
過眠になったりゲームに逃げたりしてなんとか自分を殺さないでいる場合もあります。


ゴミとかニートとか、そういうことじゃなくてただの人として扱ってほしいと心底思います。
「ごはん食べた?」「お風呂先入りなー」「最近面白いテレビ何?」という会話であったり、昔好きだったお菓子を買っておいたり、それを人伝に渡したり、そういった敵意のなさが少しずつその方の乱反射を小さくしてくれます。
嫌だなと思っているのに無理にやさしげにしてくれとは言いません。むしろそういう心は簡単に伝わってしまうのでやらないでください。(心からその方を思って接してもすぐに他人への猜疑心は晴れません。本当に根気のいる関わりです)


どうしてもあなたにお願いせずにいられません。
どうか敵意をぶつけないでほしい。


心の壁を2枚くらい用意して距離を置く。
関わらない。
煽ってきても言い返さずに流す。もしくはすぐにその場から立ち去る。

 

それだけでいいので、どうかお願いします。

他人と比較しないで生きていく方法は?

Askから。
 
「他人と比較してしまう 比較しないで生きていく方法は?」
 
世の中で何度も繰り返されてきたであろうこの質問に少しだけ光明が差した気がします。
質問してくれた方のためになればと思って色々考えた結果、いつも自分自身が救われています。ありがたい。

以下、回答です。

 

ほぼ無理!
仏教のとある宗派では修業を積んでいって積んでいって、最後の方にあるのが他人と比較をしないことだと聞いたことがあります。
厳しい修行の最後の方にあるものを、どうして一般人の我々が会得できましょう。
 
ひとつ提案できるのは
「自分の悪い時と相手の良い時を比べない」
です。
 
比較しちゃうのはしょうがない!
でも一歩下がって、比較する状態をわかっておくことが大切です。
自分がお腹を壊してる時にお好み焼きをお腹いっぱい食べてる人と比べて、頑丈なお腹憎い…とか考えないじゃないですか。
 
比較した時に
「あれ?相手のコンディション120%の時じゃない?」
「今の自分は比較に適していない…回復してから…」
と一歩下がって見てあげることが、少し生きやすくなる方法になるかと思います。
 
何かあればまた質問してください(*´ω`*)